2011年6月8日水曜日

電圧抑制の事

本日の発電のご報告。

設備:
インバータ10kva
太陽電池9.558Kw
蓄電池12Vx14

本日の発電量(18時10分):
左は瞬時値 0.32Kw
右は積算値 42Kwh

温度計:
ヒートシンク27.1度
外気温26.0度


本日は42Kwhでした。
そういえば1Kwあたりの売電価格が48円から42円に下がってたようですね。
(太陽電池が10Kw以下)

下の画像は、0時の発電量です。
瞬時値で8Kでてます。
日光が多くて、比較的涼しい時間がもっとも発電量が多くなります。

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ここから、逆潮流(売電)の電圧抑制についてです。

みなさんがご周知の通り、電気は電圧の高いところから低いところへ流れます。
売電する場合も例外ではなく、商用電圧よりインバータの出力電圧を高くする必要があります。

ところが、電気事業法第26条の施行規則第44条で
平たく言うと、供給電圧を100V±6とし、電化製品はその電圧で正常に動くように規定されおり、
同様に商用電圧(電力会社の電線)も100Vの事もあれば100Vより上がったり下がったりしています。

つまり、もし、商用電圧が107Vだと
発電した余剰分の電気が流れないため売電できなくなります。

そんなときは電力会社に依頼してタップを下げて貰うなどの対応が必要になります。
ご近所に停電をしてもらい、トランスのタップを調整することとなります。


電線網の中の枝葉である一般家庭の発電ですが、
増えれば増えるほど電圧が上昇し、お互いの邪魔をしてしまうことがわかりますね。

高圧連系への注目が高まっていくのでしょうか。
どのような政策にせよ、法規が良い方向へ変わっていく事を願います。

1 件のコメント:

  1. N○B@発電男です。

    >>法規が良い方向へ変わっていく

    どういう方向がよい方向とお考えでしょう。

    たとえば、
    ・電圧が高くても許容する方向
    ・電力側の電圧を低く規定する方向
    ・高圧連系を促す方向
    ・無理に売電しなくても収入が得られる方向
    ・蓄電設備に投資すると利益が出る方向

    などなど、何が何にとってよい方向でしょうかね。

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